「小さくてかわいいね」—その言葉が、刺さる理由

今でも、ふとした瞬間に反応してしまう言葉があります。
「小さい」「細い」。
言ってくれる方は悪気がない。むしろ「かわいいね」というニュアンスで、やさしさからの言葉だと分かっています。
でも——素直に受け取れない自分がいる。
小さく生まれたあの日から、自分の中の「普通」が変わりました。というより「普通ってなんなん」って感覚になった感じです。
同じ月齢の子と比べてしまう。健診のたびになんか緊張する。周囲の目を気にする…。「これで大丈夫なのか」という問いに、答えてくれる人が家にはいない。
目安がほしい。見通しがほしい。それがあるだけで、心にほんのちょっとだけ余裕が生まれるはず。
でも、その問いをぶつけられる相手が、そばにいない。
心細いなー。自分が細くなってどうするって思ってました。
だから、外来で顔なじみの先生や看護師さんに会えたとき、あの「ほっとする感じ」がたまらなく大きかった。
特別なことを言ってもらわなくても、ただ顔を見るだけで、一息つける。
その存在の大きさを、どう言葉にすればいいか分からないくらいです。
「小さく生まれた」という出来事は、育児のスタート地点を変えました。同じスタートラインに立っている人が、どこかにいると信じて、今日も届けてまーす。

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