NICU/GCUノート③

超低出生体重児

NICU/GCUにお世話になっていたとき、看護師さんが多忙な中、ノートを書いてくれていました。精神的に傷ついていた私たちに寄り添って下さり、感謝しきれない気持ちでいっぱいになりました。なぜなら、NICUの中で一緒に小ぃさな赤ちゃんを見つめてくれていて、共感してくれていることを感じられたからです。誰でも、「自分の子どもだけ」と思うと不安が高まりますが、経験者から話を聞くとなぜか安心して臨めることがあります。そこで、同じ境遇に合われた方々の不安が少しでも軽くなることを信じてことのノートを共有したいと思います。前回の続きで46日目~65日目になります。小ぃさな赤ちゃんたちが繋ぐ家族同士の輪を大切にしたいです。

46日目~65日目

NICU47日目で初めて自分が子どもを抱く
NICU53日目にして保育器の酸素OFFへ。保育器から外へ出ることも
NICU57日目にして初お風呂!
NICU65日目にして1470g、ミルクは24ml×8

徐々にいろいろな表情をみせてくれるようになってきた息子。仕事終わりにNICUへ向かい顔を見ながら安心してうたうた寝ていたこともありました。看護師さんに起こされて自宅に帰っていたことを思い出します。そんな自分も47日目にしてカンガルーデビューを果たしたわけです。当時、嬉しい半分こわい半分くらいの気持ちであったことを覚えています。こわさのため体はがちがちに固めて息子を抱っこして、最初は軽いはずの息子がとても重く感じていました。慣れてきたら息子の体温と匂いを感じることができたことに感動していました。息子を抱くことでいろいろ心配していたことが少し落ち着き、触れることの大切さを強く感じていました。そして53日目にして酸素OFFへ。保育器から外に出ることも増えてきたなと思っていたら、初お風呂へ。お風呂に入っている姿をみて微笑ましかったですね。このあたりの期間はかみさんと息子は母乳を吸う練習を看護師さんの助けを借りながら進めていました。なかなかうまくいかなかったことが多いようで、どう励ましたらよいかを常に考えていたことを思い出します。65日目にして1470g、ミルクは24ml×8まで成長。ゆっくりとじわじわと大きくなっていきます。

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